財団法人京都市音楽芸術文化振興財団が悪いのか?

合唱団、TEAM♪ルティカは3月9日の伏見区民文化フェスティバルに出演させていただくのだが、
理不尽な状況が発生している。
フェスティバルは呉竹文化センターで開催されるのだが
その館内の設備である、グランドピアノが使えないのだ。
館内にある、グランドピアノが使えない、おかしい。
区が主催の区民のためのイベントで、市の持ち物を、市民がつかえない、おかしい。
このおかしい状況は、何が原因か?


まず、呉竹文化センターは建物や備品は市の持ち物であるが、
管理や運営は、指定管理者制度というもので、外部に委託されている。
財団法人京都音楽芸術文化振興財団という団体に。
そこの運営費用として、ホールの使用料や、ピアノの使用料を徴収しているようだ。
呉竹文化センターのHP
であるから、当然、区のイベントであろうが、財団に使用料を払わねばならぬそうだ。
しかしながら、ピアノ使用料は12100円するので、区は予算が足りない。
という訳で、ピアノは使えないことになる。


ごもっともな理由に聞こえるが、
市民のための施設が、市民のためにつかわれていない現状はいかがなものか。
しかも、呉竹文化センターのグランドピアノは、月桂冠株式会社が地域のために寄贈されたものであるのだ。
それなのに、地域のためのイベントでは使われてないのだ。
京都音楽芸術文化振興財団の運営のために使われているのだ。
これは妄想ではあるが、もしその財団が天下り先とかであるなら、京都市民としては憤慨である。


また、伏見区の力不足もいなめない。
例えば、下記の団体の共催にすれば、ホールや備品を正常に利用でき、正常な市民のためのイベントになると思う。
伏見区と、京都市の文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課と、財団法人京都音楽芸術文化振興財団である。
さらには、民間の「アクティブ・KEI」に業務を委託しているようだが、
全てを任せっきりにするのではなく、区民のためにはどうすればいいのかもっと考えて欲しいものだ。


そして、僕自身も情けない限りである。
京都市の行政の理不尽さを前に、動けないし、どう動いていいかもわからないし、
そもそも問題解決の能力も持ち合わせていないし、ピアノの使用料を払う財力もない。
残念だ。
悔しいね。


今後は、税金が有効に使われているかしっかりチェックしたり、
伏見区のイベントがもっと活気付くように、協力したり、
伏見区民による、区民のための発表会を行政に頼らず、催したり、
あるいは、自分の力を発揮できなかったら、京都市からの転出も考えていこうと思う。