サマーバカンズ2007

サマーバカンズ2007(比叡山ツアーズ)の報告。
最高ーに楽しかったので長文になってしまいました。
目次をつけました。
1.ドタキャン・遅刻者続出、波乱の幕開け
2.叡山電車、ケーブルカー、ロープウェイ
3.ガーデンミュージアム比叡 手作り工房 何が出来たかな?
4.延暦寺
5.涼みおやつ会となぞのゲーム
6.山道ウォーキング
7.再びガーデンミュージアム比叡、そして再会
8.夜景がきれい
9.帰路、ケーブルカーのすばらしい演出
10.本日の参加者
これ以下が本文です。


≪ドタキャン・遅刻者続出、波乱の幕開け≫
12:00に出町柳駅集合とお知らせしておいた。
当初は11人が参加予定だったが、前日、前前日に「急にどうしてもはずせない用事が出来た。」とかで、
女性二人が、参加できないことになり、出町柳に来るはずの人間は9人。
しかし、僕の腕時計も、駅の時計も12:00を指したのに、集まっているのは7人だった。
7人のうち1人は当日の飛び入り参加。だから3人がまだ来ていない。
12:07の電車に乗る必要があった、予約しているプログラムがあるからだ。
来てない3人は、大学生のS君が出町柳駅で待つことにして、僕らは電車に乗り込む。
近くに買い物に行っていた、同い年のHが電車に乗り遅れた。
電車内には5人、出町柳に2人、僕らのチームは分断された。
「さて、この旅はどうなるのか?」


叡山電車、ケーブルカー、ロープウェイ≫
電車内では、用意しておいた、旅のしおりを見たり、アンケートを書いてもらったりして、わきあいあいの車内。
比叡山八瀬口駅に到着すると、もう既に、旅の情緒があふれ、テンションは普段の1.5倍くらいにアップしていた。
ケーブルカーに乗り込むのもワクワク、ロープウェイの中吊状態にドキドキ、
その移動自体が、アトラクションで、僕らは楽しんだ。
「いよいよ、山頂にとうちゃくだ。」


≪ガーデンミュージアム比叡 手作り工房≫
ロープウェイが比叡山頂に着き、僕らはガーデンミュージアム比叡に入園した。
そこは、花畑と、絵画と、美しい展望があった。
13:00に手作り体験工房を予約していた。押し花のマグネットを作らせてもらえるのだ(有料)。
僕ら5人はショップの中の片隅のテーブルに座り、担当のお姉さんの説明を聞く。
マグネットの外枠を選び、台紙の色を選ぶ。台紙の色と花のコントラストは最重要なのだ。
その選択にみんな必死に考え、考え抜いて、そして決めた。
次はいよいよ、台紙の上に、綺麗な押し花や、葉を配置していく、
花を選び、迷い、ピンセットで丁寧に置き、手元が狂うと花の位置がずれる、
笑うと鼻息で花の位置がずれる、でも逆にこの真剣な雰囲気のなか、馬鹿なことを聞くとツボに入る、
という、楽しく、笑えて、そして世界に一つだけの綺麗なマグネットが手に入るという素敵な体験。
作品が気に入った人も、そうでない人も、その場はとても楽しく、大満足の企画だった。
そうしていると、遅刻や、電車に乗り遅れたチームの3人が到着し合流した。
いまだ後2人が不明な状況であったが、あまり気にしないことにした。
後発の3人も手作り体験をし、みんなの作品が出来上がったところで、みんなで記念撮影をし、別の場所に移動する。
「さぁ、延暦寺に行こう。」


延暦寺
ガーデンミュージアムからシャトルバスで延暦寺バスセンターへ、車内は山道で揺れるので気持ちが悪い。
比叡山バスセンターでは、売店でアイスを買い、みんなで食べた。
手洗いの水道の水の冷たさに感動。
延暦寺では、鐘を撞き(有料)、根本道場にてお坊さんの説明を聞き、心が落ち着いて、温和な気持ちになりました。
その後、一通りはしゃいだ後、おやつタイムに移りました。
しかし、この時バイトがあるK君は一足先に帰りました。
残念です。
帰る前に、彼らからプレゼントをもらったのですが、それはまた別の話、
だけど、ありがとう。
「小腹がすいたから、おやつを食べながら話そう。」


≪涼みおやつ会≫
暑い夏に涼しい場所でおやつを食べようというのがこの企画のはじまりですので、
みんなで食べれるおやつを適量、買ってきてくれとお知らせしておきました。
ちょうどいい無料休息所で、テントとテーブルと椅子が用意されてたので、そこに各自持って来たお菓子を出すと、
わんさか、売れるほどのお菓子がそこに出されました。
事前に「適量」といっておいたのに、やっぱりこうなるかぁ。
お菓子を食べながらの雑談。
雑談の流れで、「お絵かきしりとり」をやることになった。
その名の通り、前の人が書いた絵を解読し、その最後の文字が頭文字の絵を書きそれを続けていくというゲームです。
下手な絵の人の後や、何種類か呼び名がある時などは、混乱し、次の人はあせります。
書くのが遅い人がいたりして、紙が回らなくなったので、
紙をもう一枚追加し、紙が2枚になった人がマイナス点というルールを追加し、
さらに、ハラハラ感が増すゲームになり、盛り上がりました。
「でもそれがいけなかった。」


≪山道ウォーキング≫
「お絵かきしりとり」をしているともう時刻は16:20になっていた。
バスのガーデンミュージアム行きの最終便は16:43であった。
僕ら7人はお菓子をきれいに片付け、延暦寺バスセンターに向かった、
僕はみんなをせかしながら、先頭を切って歩いた、が、歩調は合わず、チームの後方の人は遠くになる。
僕が乗り場に着いたときにはバスはいた。しかし、バスが出発してから、他のみんなが到着したのだ。
要するに、最終便のバスに乗り遅れたのだ。
要するに、最終便のバスに乗り遅れたのだ。
歩くしかないようだった・・・
車専用のドライブウェイは2kmと書いてある。
山道を徒歩で歩くと何分かかるのだろう?
そこから、比叡山道ウォーキングが始まった。
アップもダウンもある、木々の中を、男5人、女2人のチームは一歩一歩と歩いて行く。
そんな、こつこつと積み重ねる、何てことの無い時間であったが、
開けた場所から見えた、むこうの山の景色のきれいさもあり、貴重な体験であったのは間違いない。
「でも、ゴールはまだか?」


≪再びガーデンミュージアム比叡≫
山道を歩くこと30分、汗だくになりながら、ガーデンミュージアムに到着。
再入園する。真昼間とは違う。池の睡蓮の花はもう閉じていた。
最初に話したが、この企画、3人の不明者がいると言ったが、
1人は、合流し、既に帰った人間だ。
もう1人が、ここで現れる。
どんだけ遅刻しとんねん。
12:00集合で17:30頃に合流してるから、5時間半の遅刻だ、ありえん!
1人合流し、8人になったチームはショップで買い物をする。
その後、夕日をみた。
ガスっていたので、最高に美しい夕日ではなかったが、みんなで見る夕日はいい。
同じものをみている。同じ夕日を見ている。それは貴重なこと。大切な思い出。
その後、なぜか再び「お絵かきしりとり」
僕は、え!どんだけお絵かきしりとりやりたいねん!と思う。
だってな、この季節のガーデンミュージアムはキャンドルやスポットライトで園内をライトアップするわけ、
そのロマンティックな場所を回ることなく、テーブルで「お絵かきしりとり」って
おかしくない!?
びっくりするけど、みんなが楽しかったらいっか。
「徐々にあたりが暗くなると・・・」


≪夜景がきれい≫
お絵かきしりとりをしていたら、19:00になった、いろいろ都合があるから、帰らねばならない。
最後の答え合わせというか、採点をし、帰る準備をする。
比叡山の山頂の程近くですから、琵琶湖を望み、大津市内を望む、夜景がキレイ。
光がゆらめく、キラキラゆらめく。
夜景がキレイ。
「でも、もう帰らないと、」


≪帰路、ケーブルカー≫
来た道を帰る。ロープウェイ→ケーブルカー。
真っ暗の上すり抜けるロープウェイ、ちょっと怖かった。
ケーブルカーでは、素敵な演出が心を満たす。
途中、京都市内の夜景が見える場所に差し掛かると、
車内の電気が消された。
左の窓からは美しい夜景。
動く車内の中から見る夜景は、格別。
近くの木々は通り過ぎてゆく、遠くの光はずっとゆらめいている。
夜景を望むケーブルカー。
銀河鉄道ってこんなのかな。
旅の終わりをしめくくるにふさわしい、心から満たされる、この上ない、
そんな、楽しく美しい景色でした。


≪本日の参加者≫
男性:最年長のAさん、同級生のH、Y、龍谷大学生のS君、K君、H君、と僕
女性:同級生のSさん、2コ下のA
≪旅費(僕の場合)≫
比叡山1dayパス:1840円、ガーデンミュージアム(割引されて):800円、手作り体験:500円
延暦寺(割引されて):450円、鐘撞き代:50円。


最後まで読んでいただいた方ありがとう、一緒にどこかいける機会があれば是非行きましょう。