子育てひろば研修セミナー

ひと・まち交流館京都において、「京都きっずプロジェクト」主催のセミナーがあった。
「子育てひろば」という、地域の中の乳幼児とその保護者のための、集いの場所を
提供することが目的である。
これから提供する活動をしたい人、すでに活動している人、行政関係者が集まり、
現状の問題点や、理想や、活動報告や、これから行うことや、懇親会を行った。
僕は、子を持つ父親の立場として、
また、行政が市民の為に出来ること、市民活動をされる方のニーズを知るために講座を聞きにいった。
僕が聞き入ってしまったのは、武蔵大学人文学部教授の武田信子先生の話だ。
武田先生にとって「子育てひろば」の理想を語ったわけだが、
実際の「ひろば」の現状や、子どもが町で遊べない今の現状、
そして、これから「ひろば」を通じてやっていくべきことを語られた。
今社会が抱える問題に立ち向かい、行動する姿勢の強さを感じた。
この社会に理想を見出し、少しづつよい方向に変えていく行動をすること、
それは、その理想が人に伝わらなかったり、行動がうまくいかなかったり、
目に見える成果が無く、活動に疑問を抱いたりと壁が沢山あることだと思う。
でも、その壁に立ち向かい、活動している人がこの世界には沢山いて、
僕もそのひとりである、あるいはそのひとりでありたいと思っている。
そいう意味での仲間が、目の前にいることに僕は感動し、勇気づけられた。
この地球、この日本の社会には課題が山積しているが、
僕も、理想を描き、活動していきたい。