墨染ゴスペルライブ

大手筋で合唱を終え、ぱおぱおの家で雑談し、中書島で解散した後に、
僕はひとりで、墨染ゴスペルライブにむかった。
自分が歌ったその日に、人の歌を聴きに行く、歌三昧の一日ですね。
墨染の地域活性化のためのライブでもあり、友達も出演するということなので、聞きにいったのだ。
18:00からスタートのゴスペルライブ、イマニエル教会に入るのは始めてだった。
2階部分に、礼拝堂があり、そこでのライブである。
予想以上にお客さんが入っていて、すべての席がうまっていたので、200人以上いたのではないかな?
そしてプログラムを見ていると、8組もの出演者が出るそうで、
もっとこじんまりしたものだと想像していたが、本格的だった。


演奏がはじまった、合唱とゴスペルは、同じく複数で歌うものやけど、えらい違うねー。
ゴスペルは、体を動かすねー、左右に、前後に、そして、マイクを持ちながら歌ったりするねー。
そんな風に、ゴスペル調の歌も是非ルティカに取り入れたいなーっと思いつつ聴いていると、
地元のゴスペルグループ、「墨染クアイヤ」が出てきた。
幅広い年齢層で、30人くらいがいっせいに歌っていた。
歌が終わると、なにやら??
ゴスペルとあまり関係の無い話になってきた。
聞いていると、グループ内の若い二人が、このゴスペルグループで出会い、そして
入籍を果たしたのだそう。
僕は羨ましいねぇと思いました。
遠目からしか見ていませんが、彼女が美人でしたから。
かたや、彼氏のほうは、なんと言うか、こう、まぁ、優しそうな感じの、そういう男でした。
僕は、歌を聴きにきたんやから、そんな話されてもなぁ、と思っていたんですが、
その関係者らしき皆さんはお祝いムードでした。
そして、その後もいろんなグループがゴスペルを歌い、それぞれがなかなかお上手でした。
さて、そろそろ終わりやなぁと思いだしたころに、
またしても、例のカップルのお祝いムードなコメントが出てきました。
秘密の歌のプレゼントがあります。とか言って。
そしたら、なんと、
礼拝堂後方の扉から、ウエディングドレス姿をまとった彼女と、彼氏が現れました。
ゴスペルライブに来たつもりだったのですが、結婚式に来ていたようです。
新郎新婦となったカップルへのサプライズが、仲間達によって用意されていたようですが、
僕もサプライズ!でした。
僕はゴスペルを聴きにきたんですけどー・・・ってちょっと冷めてたのですが、
新郎から両親への手紙、
新婦から母への手紙の、
その、新郎の涙ながらのメッセージと、
新婦の、感謝と、お詫びといろんなものがつまっって震えた声を聞くと、
僕も涙腺が緩みました。
幸せになって欲しいなーてって思ったし、いいものを見せてもらった、いい場に居合わせたなって思いました。
みんなから祝福された2人はきっとうまくいくと思います。
幸せな2人が、幸せな子ども達を産み、育てて欲しいなぁ。