発達障害児の暴力にはどうすればいいか

発達障害児の次男(5歳)が三男(2歳)にパンチやキックをする。
手加減をしてたらいいのだが、ドスッといっている。
もちろん、パパやママはそれを止めに入る。
すると止めに入る人にパンチやキックが飛んでくる。
言葉での説得が全く効かない。


こないだの夜もそれが起こり、まずママが止めに入った、
すると、ママに対してパンチが飛んでくる。
ママ:「パパー、次男が叩かはるー。」
で、パパは「コラー、叩くなー。」とか言って、止めに入るのだが、
もちろん次は、パパに対してパンチが飛んでくる。


パパは我慢しない。
やり返す。
殴り合いになる(もちろんパパは手加減してます、でもちゃんと当てます)。


そこでパパは考える。
このままではマズい。ルールが必要だって。
で、ボクシングっぽく、
「カーン」の合図でスタートして、「カーン」の合図でストップする殴り合いがはじまる。
これは以前、長男と次男のケンカの時、次男がやられ過ぎてかわいそうだと思った時からの歴史がある。


そうなると、遊びになる。
次男対パパの試合かと思いきや、順番に長男も三男もやりたがってくる。


長男はカンフーっぽく、華麗に動いてくる。ドラゴンボールの影響だ。
攻撃力よりも、どれだけかっこよい技を出すかというところで楽しんでいる。
だから全然痛くない。
しかし、攻撃が効いているふりをしなければならない。


次男は力強い。逆に言うと力任せの攻撃だ。
だから単調だ。すぐ捕まえられる。
足を引っ掛けて転ばせる技が有効だ。


三男は軽すぎる。体重が軽すぎる。
手加減のしようがないので困る。


その三人の相手を順番にするので、こっちも汗びっしょりになる。
体力を奪い合うという意味においては、互角だ。
だから結構楽しい。


というわけで、
パパが実施した、次男から三男への暴力対策は「ルールのある戦いに変更する」というものだが、
専門家の意見も聴いてみた。


その1、専門医師
「サンドバックを買って、叩かせる。保育園から帰ってきたらすぐに発散させる。」
保育園などで、色々と我慢をしているからストレスや何かがたまっている。
それが弟への暴力になっているのではないか。
サンドバックは悪者で、自分はヒーローだと想定してやらせるべし。
パパを相手にやるのは、あまり良くない。
とのこと。


その2、臨床心理士
「暴力が行われた時に、暴力をした方の味方になってみる。」
次男が三男をパンチしたとき、まず次男に「どうしたん?何か嫌なことがあったん?」などと声をかけてみる。
どうしても「やめろ」とか「あかん」とか言ってしまいがちだが、
その前に、対処してみては?
とのこと。
また、
以前ママは「次男が長男に対して手が出せずに我慢している。」と言ってたが、変わってきたのでは?
ってちょっと前向きになれるご意見を頂けました。


というわけで、色々と対処がわかってきたぞ、
さぁ、次男よ早く三男に暴力をふるいたまえ。
って、ダメ、ダメ。


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