逆マニフェスト提出前夜

選挙ドキドキの逆マニフェスト企画がいよいよ大詰めだ。
京都市長選の各予定候補者へ、100件の逆マニフェストを提出するのが、明日に迫っているからだ。
これまでに、若者へのアンケート収集をし、それを逆マニフェストへ変換し、
その中から、72件の逆マニフェストが成人式の抽選にて選ばれた。
残り、28件は公平性や、バランスを考えメンバーで選考するのだが、
その選考作業が残っているのだ。


その選考のための、ミーティングが「ひとまち交流館」で行われた。
待ち合わせは20時、
僕は、19時から、ミーティングに呼んだ友達と「efish」でお茶しつつ、
近況報告や、逆マニフェストの説明をし、40分がたった後、「ひとまち交流館」へむかった。
その路上、リーダーから電話。
「遅れます。」


ひとまち交流館には、選ドキメンバー2名が到着していて、
関西テレビの記者がいた、女性である。
今日はミーティングの模様を取材されるのだ、
記者に挨拶すると、いろいろ聞かれたが、リーダーが把握していることが多く、
僕ではわからない、まだリーダーは到着しない。


リーダーが到着し、資料をコピーし、さてそろそろ始めるかというときに、
メールが入る。
「京阪五条駅からどういったらいいですか?」
ミーティングに呼んでいた高校生からのメールだった。
折り返し電話をしたが、なかなかつながらない。
やっとつながり、どこにいるのか聞くと、
現在地はわかりません、とのこと。
僕は、携帯で話しながら、館外に出た。
現在地のわからない相手のナビゲートするには、どうしたらいい?
方角もわからない、目印の場所もわからない、どうしたらいい?
30分間も、その疑問に悩まされる。


苦労の末、高校生と会えて、ミーティングに復帰、
ひとまち交流館の2階のテーブルには、4人がテーブルを囲み、それをカメラとマイクが追っていた。
そこに、僕と、高校生が加わる。
みんなは何をしているか?
膨大に集まった逆マニフェストの中から、28件を選ぶ作業。
それは、わかるのだが、
僕にはそのやり方がわからない、
手順が変更されていたようだ。
僕は、300件ほどある中から、メンバー各自が28件を選び、それをすり合わせると思っていたし、そう連絡されていた。
上記の方法での作業量は膨大で、メンバーの回答が得られなかったことから、その方法が変更となったようだ。
僕は混乱した、急な選考方法の変更、残り時間のなさ、膨大な作業量、そして迷子の30分間の後遺症によって。


カメラの前で、逆マニフェストの選考作業はすすめられたが、到底1時間で終わる作業ではなく、
ひとまち交流館の閉館時間である21時をむかえた。


関西テレビの記者と高校生とお茶した友達とは分かれて、
場所を「和食さと」に移動し、5人での選考作業となった。
カメラがなくなったこともあり、みんな疲れていたこともあり、
ハイテンションで、ノリのいい、言ったことがさくさく決まっていく状態になり、
何とか、みんなが納得する28件を選び、逆マニフェストは100件になった。
そして僕も、ギリギリ終電で帰ることができた。


明日がいよいよ、各予定候補者への逆マニフェスト提出の日です。
さて、100件の逆マニフェスト、候補者はなんて答えるんやろうね。