宮内 泰介氏「市民の調査をはじめよう」

今日は、興味をそそる講座があったので、それに参加した。
"市民"の調査をはじめよう
〜調べることで地域の課題を解決する〜
というタイトルであり、
市民の声を聞くことや、地域住民が地域の課題を解決することが重要であると考える僕にとっては、
超ドンピシャの講座だと思い参加したのだ。


講師は宮内 泰介氏
NPO法人さっぽろ自由学校「遊」共同代表であり、
北海道大学の教授でもあるらしい。
環境社会学の教授であるので、仕事として調査をすることも多いそうである。


講座は前半と後半に分かれていて、
前半は、調査の手法の勉強、
主に言われていたのは、いろいろな手法を組み合わせて調査すべきだということ。
後半は、チームに分かれての、調査のプランを立ててみるという課題であり、
実際に調査してみようと思えてきた。


印象的であったのは、
行政が行うプロジェクトの際に提示されるデータや情報は雑なものが多いということ、
そして、抽出するデータによって、賛成反対の意見がどうにでも取れるということであった。
だからこそ市民による調査は重要であり、
市民も調査することにより、知って、発見して、行動することが出来るようになる。
興味がある方は、講師の著書を読んでみるのがよいと思う。
調査の重要性と、具体的な手法を学べ、有意義な講座でした。