日本酒まつり

伏見夢百衆


朝からとてもいい天気だ。
伏見区に住んでいるので、伏見のイベントには積極的に参加したい。
伏見で全国的に有名なものの一つは、日本酒であり、
今日はTMOの伏見夢工房が主催する「日本酒まつり」に参加した。
正式名称は「第2回 伏見の清酒蔵出し新酒 日本酒まつり」かな。


10時に開始だったが、商店街を横切りながら会場に向かう途中、
今まさに、店のシャッターを開け、仕事をはじめる人たちを見ると、
午前中から酒を飲むことに罪悪感を感じた。
会場前の受付スペースに到着すると、テントが張られていて、その下には商品が並んでいたりして、少しだけ祭のムード。
僕より前に、到着していた人が沢山いて、整理券をもらうと、32番だった。


しばらくして、番号が呼ばれ、伏見夢百衆の中へと入る、
黒味がかって、歴史を感じる室内に、50人ほどの人がいて、
日本酒の載っているテーブルに、人が群がっていた。
スタッフに整理券を渡し、お猪口をもらうと、早速試飲をはじめた。
日本酒の瓶の前に、一合ぐらい入る器が2個あり、
そこに酒が入り、それをスポイトで吸って、自分のお猪口に注ぐ。
だから一度に飲める量は舌にのる程度で、
飲むのが目的の人には、少なすぎる量であるが、飲むのが企画意図ではない。
利き酒会なのだ。(ぶっちゃけ、クイっといきたかったが・・・)
会場で、味わえる酒は、30種類ほどで、
15ほどの酒造メーカーが、一般販売酒と、新酒の二種類の酒を出していた。


さて、味の方だが、
次々飲んでいったのでは、味が混ざってわからなくなる。
やっぱり、片手に水を持って、口をなおしながら味わうのが作法だと思った。
そうすると、美味いのもあれば不味いのもある、
と言うよりも、自分に合う合わないの問題でしょうね。
僕はさらっとした、甘口で、香りがいい酒が好きだと、再認識した。
それらのいろんな種類の、しかもいい酒を味わえることを楽しんだが、
いい感じに酔って、饒舌になっているおっちゃんもいたりした。
僕は酔うこともなく、30分ほどで、会場を後にした。


利き酒は楽しめたのだけれども、
もう少し長い時間楽しめるイベントだと思っていたので、少しガッカリした。
区民新聞にも載っていたし、チラシでも見たし、告知の規模に対して、イベントの規模が小さすぎると思った。
例えば、こんな風にしてはどうだろう。
利き酒をまちじゅうで行い、スタンプラリーならぬ、利き酒ラリーをすれば、
長時間楽しめて、様々な人の目につき、イベントへの参加者も増えるのになぁと思う。
そしてそれぞれの場所に酒造メーカーの営業担当でも配置しておけば、PRにもなるし、
また、客としても、情報が聞けていいのにねぇ。
まぁ、やるとなったら難しいけど、頑張ればできることだと思う。
誰もやらへんねやったら、いずれ僕がやらねばねぇ。


日本はやっぱり、米やし、
米で日本酒を造って、
それを飲むのがやっぱ日本人でしょう。
日本酒を普及させないとね。
日本酒の普及を考えている人、一緒にまつりをつくりませんか?