悪い親父はコントラダンス

僕の家族の乳児は、二日前から突発性発疹で高い熱が出ていた、
妻も、風邪などで体調が悪い様子であった。
しかし今日は、月に一度のコントラダンスの日なのです。
家族のそばにいるべきだとは、思ったのですが、
コントラダンスに参加しました。
悪い親父ですね。
友人の「Red Tail」を誘っていたこともあるのですが、
それを参加する正当な理由に使ったのかも知れませんね。
とにもかくにも、「Red Tail」の車に乗り、家族をおいて、北に向かったのであった。


コントラダンスの会場へつくと、既にダンスが始まっていた。
コントラダンスの指導者は、「サークルライト」とか、「アルマンドレフト」とかって、
英語でダンスの指示(コール)をするのだが、
僕は4回目の参加になるので、ようやく、レフトはこっちで、ライトはこっちという風に、
感覚的にわかるようになってきました、前までは、レフトは左やからこっちかな、なんて、
頭で考えてから、動いていたのに、
成長してきました。


コントラダンスはつくづく楽しいし。
音楽に合わせて、体を動かすってのは、人間の本能が楽しいと思うことなのだろう、
普通のダンスは、上手いとか下手とかリズムに合ってるか、などが問われるが、
コントラダンスは、ステップとか、上手い下手とか気にせず、
誰でも気軽に音楽に合わせて楽しめるのである。
僕は今回のダンスも、休憩中の持ち寄り立食パーティーも楽しんだ。


しかしやっぱり僕は、楽しいだけの会に、家族をほったらかして参加するのは気が引けた。
社会貢献などの活動ならば、巡り巡って家族のためにもなると思うが、
コントラダンスは今のところ、社会貢献の活動ではなく、娯楽だ。


コントラダンスが社会貢献の活動になる可能性を秘めているとは思う。
コントラダンスが普及すれば、地域交流とか、世代間交流が図れる活動になるからだ。
地域コミュニティの壊滅が問題になっているが、解決できるかもしれない。
だから僕はコントラダンスの普及に努めたいと思っている。
そしてそのため、僕は自分にノルマを課すことにしました。
新たな参加者を誘って、一緒に行ける時しか、コントラダンスに参加しない、と決めました。
そうすれば、コントラダンスの普及に努めていることになるからね。
病気の妻子を置いてでも、気兼ねなく参加できるね。
今後も「楽しみながら社会貢献」をモットーに、
女房と子どもを泣かして生きていきたいと思います。
と、そこまで言うと、本当に悪い親父ですが、これは冗談です。
家庭と、仕事と、自己表現のバランスはしっかりとっていきます。
妻子ともども行けるのが一番いいんやけどなぁ。
それは乳児がしっかり歩けるようになってからの、お楽しみで。


次回は誰が一緒に行ってくれるかな?
次回はコントラダンスに参加できるかな?