クリーン五山の送り火ナイトパーティー

ゴミ拾いをみんなで楽しもう、というか、
楽しいことの一つとしてゴミ拾いをしよう、というような、
感じで、3回目のチャレンジになる、ゴミ拾いの会を、
本日、五山の送り火大文字焼き)の夜に行ないました。
ちなみに、「ゴミ拾い」ってのが暗いイメージやから、
「クリーンナイトパーティー」ってのを押そうかと、検討中。


本日の参加者は5人、
女性3名、男性2名で、僕以外はみんなほぼ初対面。
初対面でなにかを一緒にするって、ハードル高いけど、
その方が、お互いに刺激があって、楽しめる。
もちろん、他人に対してひらけたメンバーやけどね。


集合は、午後6時、京阪出町柳、一人遅刻の連絡。
ボンボンカフェで、まずは交流会。
女性のMちゃんが、気を回してくれて、先に席をとってくれて、
駅に集合した2人も、僕を駅において、先にカフェに行ってもらう。
その2人も、カフェに待つMちゃんも初対面で、のっけからの無茶振りをしてしまった。


10分後に遅刻してきたK女子が到着し、合流した。
どう考えても共通の話題は無かった。
だから、提供された水で乾杯して、ノリと勢いに任せた。
お互いに気をつかってたかも知らんけど、話が途切れることは無かった。
楽しく会話が出来ていたのだろう。
特に、「五山の送り火」に関する話は、すごくよかった。
送り火をする意味とは?、送り火の場所の意味は?など、
神妙に聞き入ってしまって、少し背筋が寒くなった。


7時40分を過ぎ、会計を済ますと、今出川通りは人で溢れていた、
鴨川沿いに出て、「大文字」と「法」でも見ようかと思ったけど、
移動にも困るような人に圧倒され、人通りの少ない方へと歩くことにした。
裏道からまわって、鴨川に出ると、ちょうど点火の時間で、
上の方からゆっくりと、最初は薄く、そして徐々に赤々とはっきりと、「大」の字が表れた。
幻想的であり、精霊を送るにふさわしい、美しい夜景でした。


さて、大文字もしっかり目に焼き付け、先祖に思いも馳せたので、
ゴミ拾い開始。荒神橋から川端通り歩道沿いを北上。
不覚にも、懐中電灯を準備し忘れたので、暗いところでは、ゴミを識別できなかった。
だから、出町柳駅に着くまでは、あまり収獲が無かった。


出町柳駅に着いた頃には、ちょうど交通規制が解除される頃で、
路上にはゴミが沢山ころがっていた。
前回の祇園祭ほどではないにせよ、
パンフレットや、空き缶、ペットボトル、紙コップなどが、散乱していた。
それらのゴミを5人で拾い歩き、10時まで、駅周辺をまわると、
燃えるゴミは6袋、缶・ペットゴミは3袋も集まった。
結構な収獲があり、大満足でした。


みんな初対面でしたが、仲良くやれて、収獲もあって、大文字も美しくて、
充実の一夜でした。次も継続してやれそうです。
今後も「クリーンナイトパーティー(仮)」を広げていきたいです。
ゴミ袋と火バサミさえ渡すことが出来れば、意外な人でも楽しんでゴミ拾いをやってくれると信じています。
まずはまわりの友達を誘うことから始めています。
もしよければ、一緒にやりませんか?