臓器移植法改正案について2

改正案が衆議院で可決されましたね。
A案でしたね。


昨日のブログでは、脳死については全く触れませんでしたが、
論点はそこにもあるようですね。


特に、子どもは成長途中だから、脳死判定が非常に難しいようです。


脳死を簡単に言うと、脳は死んでるけど、体は生きてる状態ですよね。
脳が死んでも、人工呼吸器をつけると、心臓も停止しないみたい。


例えば、僕の子どもが脳死判定をされたなら、どうするか。
現状では、親は脳死を受け入れるかどうかの判断を迫られるみたいです。
人工呼吸器をつけて、動かない子どもの世話をすることができるみたいです。
親としては、脳が再び活動を再開するかもしれないと、望みを抱いて、
人工呼吸器をつけた、子どもの世話をする気持はよくわかる。
子どもの死と向き合う苦痛は計り知れない。
「人工呼吸器を外して下さい」って言うなんて、背筋が震えてくる。


冷静に状況だけ考えると、
寝たきりの子どもをかかえる経費や労力を考えたり、
回復の見込みの無さを考えると、
脳死は死だと割り切ったほうが、いいに決まってる。


でも、自分の子どもを目の前にして、その決断ができるとは言い切れない。
その場に立ってみないとわからない。


だから法律が変わっても、決断を迫られるのはその親やね。
わが子の死なんて、想像に耐えられないけど、
もしそんな事が、あっても、後悔しないように。
一日一日、愛を注いで、思い出を積み重ねることが、
一番大事やね。