伏見でフリーペーパーを模索4 〜紙媒体である意味〜

さて、前回の予告どおり、紙媒体である意味を少し考えたい。

当たり前のこととして、
紙媒体のメリットは、
パソコンを起動しなくても読める。
パソコンの無い場所でも読める。
ネットをしない人(年配の方とか)にも読んでもらえる。
読んでても、目がチカチカしない。
街頭で配布できる。
カフェとかに置いといてもらえる。
限られた範囲の人にだけ、発信できる。
などなど、

でもさぁ、
最近、地球温暖化やん。
紙に印刷した時点で、資源が消費されるし、
読み終わったら、ゴミになるし、
読まれなかったものも、ゴミになる。
あぁ、CO2が・・・
そこを考えると、よっぽどの理由がないと、踏み切られへんねんなぁ。


正攻法で考えると、
我先にと、もらってくれるフリーペーパーをつくって、
印刷したぶんは、全部誰かが読んでくれて、
しかも、大事にとっておいてくれるか、もしくは古紙回収に出してくれるような、
フリーペーパーをつくろう、つくらなければならない、
ということでしょう。


でも、そんな紙メディアをつくれる実力があるんやったら、
大人気なウェブサイトを作れるんちゃうん、
と、どうしても、ネガティブになってしまいます。


だから、何とかユニークなアイデアでそれを解決したいなぁと思うわけです。
例えばね。
1.紙に穴が空いている。(だって、パソコンの画面に穴は開けられないやん)
2.透ける紙を使った工夫を施す。
3.真ん中のページが、切り絵になっている。
4.真ん中のページで、折り紙が折ってある。
5.ページを開くと、立体的に飛び出してくる。
6.原稿が手書きである。


1.は、なぜ穴を空けるのかを考えねば・・・
2から5は、手間かコストがめっちゃかかる。
6だけが唯一実現できる方法やけど・・・


7.芋版のすごい作品を押す。
8.芋版じゃなくても、手作りの判子、ゴム印を押す。
9.宝探しみたいに記事を集めなければならない。(半分は、Aカフェに置いてあって、残りの半分はBカフェにあるみたいな。)
10.めっちゃ、紙がでかい。
11.ペーパークラフトになっていて、毎号集めると、桃山城が完成する。
12.記事が、果物の汁で書いてあって、熱で記事をあぶり出す。
13.ティッシュペーパーに印刷してあって、読んだら鼻をかめる。
14.Tシャツに印刷してあって、読んだら着る。そして着た状態で他の人にも読んでもらう。


・・・、
やっぱり、正攻法で考えよう。