後援会組織の話

勤め先が議員事務所なので、その議員の後援会の面倒を見るのも仕事の一つです。
というわけで、昨日は後援会の懇親飲み会があったので、
後援会という組織についての話を書きます。


政治団体としての後援会は、僕が勤務する前から作られていましたが、
実質的に人が動く後援会としては、僕も立ち上げ時から一緒につくりました。
会員数とかって言うリアルな数字はよく覚えていませんが、
理想的な後援会を10とすると、4点くらいの後援会でしょうかねぇ。


まず理想的な後援会はどういうものであるか?

  1. イベント時に人を集めてくれる
  2. 金を集めてくれる
  3. 選挙を手伝ってくれて、当選させてくれる
  4. 議員が間違った方向に進まないように、政策面でも関与してくれる

ということでしょうね。


とはいえ、これは実に難しいですよね。
上記のことをボランティアで要求してるわけですから。
現実的には、

  • たまにイベントを自発的に開催してくれて、新しい支持者を広げてくれる

という部分に、焦点を当てたほうがいいのではないでしょうか。


ということで、イベント開催について、うちの後援会に話を戻します。
後援会活動の意思決定機関として、役員会というものがあります。
総会で選任された役員が、運営のやり方を決める会議ですね。
原則月一回の役員会で色々と決めるわけです。


とは言え、役員会もうまく機能しているわけではありません。
まず、役員からあれしよう、これしようといった提案が出てきません。
ほっておくと、議員の活動に対する文句しか出てきません。
こういう現状だと、事務局が旅行会や語る会などの提案をすることになり、
これだと、1から10まで事務局から役員に対しお願いをすることになる。
それって、後援会じゃないよなぁ、と思ったりします。


さらに、事務局は有給なのに対し役員はボランティアということも、
こういう問題を作る原因になったりしてると思います。
自分は辞めた方がいいんじゃないかと思ったりします。


今後の対策としては、役員発案のプロジェクトを進めること、
事務局の発案でも、役員が発案した格好でプロジェクトを進めることが、
必要だなぁと思っています。が、
自分はもうすでに失敗しているのではなかろうか・・・


つづく