固定費と変動費

これまでに、色々とイベントを催してきたけど、
集客を頑張らないといけないイベントと、さほど頑張らなくてもいいイベントがある。
それを突き詰めて考えると、固定費と変動費にあるのだと、最近気づいた。


例えば、音楽のコンサートを開催する場合。
会場代やミュージシャンの謝礼など、お客さんの数に関わらず、一定の費用がかかる。
ってことは、お客さんを一定以上集めないとペイしないってことで、固定費型のイベントである。


例えば、飲み会や合コンみたいなイベントは、
人数分だけ居酒屋に費用を払えばいいのだ。
ってことで、お客さんの数だけ必要経費が変わる。変動費型のイベントである。


会社の会計の概念とはちょっと違うけど、イベント単体を取り上げると、そういう考えが出来るなぁと思うわけ。
ちなみに、固定費型の経営は、ハイリスクハイリターンで、
変動費型の経営はローリスクローリターンと言われている。


とは言え、イベントとなると、たいがい固定費型になるように思う。
講演会とかも、会場代と講師謝礼。
夏祭りとかは、会場代と、音響設備のレンタル、模擬店の材料費とかね。
コントラダンスなら、会場代と、コーラー・ミュージシャンの謝礼。
クラブパーティーなら、会場代とDJへの謝礼とか?
固定費型になると、損益分岐点が高くなるので、
集客に力を入れないといけない。


だから、変動費型のイベントを積み重ねて、集客力をつける。
って方法がいいんじゃないか!って思った。
しかし、変動費型のイベントってどんなの??
それが、なかなか無いねんなぁ〜。
唯一、ハッシュハウスハリアーズは、人数分だけビールを買う、変動費型のイベントである。
となると、飲食を交えたイベントが変動費型の特徴ではないかと考えます。
(他にもあるかなぁ?)


もういっこは、ほとんど経費がかからないタイプのイベントね、
最近まち歩きってのが流行ってる。
参加者は1000円〜2000円程度の参加費を払って、ガイドさんの話を聞きながら、
そのツアーに参加するのだが、主催者としてはほとんど経費はかからない。
素晴らしいシステムだ。


既存の資源を使って、新しい楽しみ方を提案するってのが、
これからのイベントのあり方なのかなぁ〜って、ちょっと考えます。
なんか、そこにゲームの要素を加えて、エンターテイメントにするようなのが、
僕のやるべきことなんとちゃうかなぁ。

wishigrow