伏見桃山城の諸問題と解決策

伏見には、伏見桃山城というものがあります。
歴史的に言えば「伏見城」というのが正解ですが、
現存しているものはレプリカで持ち主は京都市となっており、「伏見桃山城」が正式名称のようです。


歴史的にも安土桃山時代と言われるように、高名な城であるにも関わらず、
現存のお城は、かなり冷遇されています。


まず、耐震基準を満たしていないと言うことで、天守閣の内部には入れません。
満たそうとすると、4億円ほどかかるそうで、京都市は財政難のため捻出するのは難しいとのことです。
また、現在は伏見桃山城運動公園の一部となっているため、管理しているのは「財団法人 京都市体育協会」となっています。


仮に、4億円京都市が捻出し耐震化を施したととしても、その支出ほどの効果は無いように思います。
おそらく京都市の見解も同じ雰囲気です。
城の中に入れたら、入場者は相応の入場料を払うのか?観光客が増えて、地域は潤うか?
などを考え、ソロバンをはじくことが必要だと思います。
おそらくこの答えを誰も出せていないので、伏見桃山城はほったらかしになっているのです。


どうすれば4億円の支出に見合う効果を出せるのかを考え、説得しないといけません。
やるならば、「伏見桃山城を楽しくする会」とかっていう市民団体をたちあげて、
色々とアイデアを出しつつ、
管理を伏見区の地域力推進課に代えるべきだと考えますね。
天守閣に入場出来ないにせよ、お祭りとか野外ライブとか、剣道の試合なんかを誘致し、来場者を増やす努力をする人が欲しいなぁと思います。


wishigrowのプランとしては、伏見桃山城のホテル化が一番経済効果が発揮されていいと考えています。
ヨーロッパでは古城とかに泊まれたりするでしょ?あれの日本版。
当然、サービススタッフは和装でカツラしてたり、忍者が忍び込んだりするんです。
戦国時代好きが、国内からも海外からもこぞって泊まりに来ると思うんですよね。
一番いい部屋は1泊30万円でどうですか?
日本史好き、サムライ好き、忍者好きな世界の富裕層をターゲットにしています。
稼働率が50%として、1年で5千万円になるので、償還するための年数は思ったよりもかかりません。
もちろん、2万円くらいで泊まれる部屋も用意しますよ。
また、一番上の展望スペースは一般にも開放します。
「あなたも、豊臣秀吉徳川家康になれる!」って、楽しそうでしょ?


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