子育ての大変さに悩んでいます


まず、パパであることに誇りを持とう。
パパであることでは誰も褒めてくれないし、
賞賛を得ることもほとんどない。
時間や労力がかかり、我慢をして子育てをしたことを、
子どもたちは知らずに育ち、恩を感じることもないだろうと思う。
ちょうど2歳前後が一番かわいくて、
成長するにつれどんどんうるさく、憎たらしくなっていくと思う。
そしてパパのことを疎ましく思い出す。


例えば、子どもたちに注ぐ手間を、
顧客に注いだならばお金が手に入り、
社会に注いだならば賞賛を得て、
スキルアップに注いだならば、何かを成し遂げられるだろう。
子育てに注いでも何も手に入らない、
ただ大きくなった子どもがそこにいるだけだ。


もちろん、成長は楽しみである。
ぜひとも、保育園みたいな小さな社会でも、
新聞に載るような大きな社会でも活躍して欲しい。
でも、そういう期待を背負わしたくない、
やりたいように生きてくれるのが一番いい。


とにかく、子育ては労多くして功少なしというのが現実だ。
だから僕はこう言い切ろう。
パパであることが誇りだと。


例えば、自分の実施した企画に300人くらい集まろうとも、
直木賞とか、国民栄誉賞とか、金メダルとか獲ろうとも、
人が羨むほどの収入を得ようとも、
女の子にモテようとも、
そんなこと、たいしたことはない。
パパであること以上に価値のあることはないのだ。


と、高らかに宣言します。


2013年2月24日
wishigrow