やっぱ、乗馬体験も無理か

伏見区には淀の競馬場があり、日によって乗馬ができるようだ。
妻の企画で競馬場の公園に保育園の友達数組と行ったのだが、たまたまそれに出くわした。


身長130cm以上の部と以下の部に分かれているらしく、
正午は、130cm以上の部、中学生以上って感じかな。
午後2時からは、130cm以下の部、子どもの部やね。
正午の時には、妻が乗馬体験し、これは子どもたちにも体験させねばと意気込んだ。


そしてやってきた、子どもの部。
他の遊びで盛り上がってたところを、
「グワー、鬼だぞー」って脅して、逃げたところにすかさず、
「馬に乗れば鬼から逃げれるかもー」って乗馬体験へ促した。


整理券をもらって、順番を待つ。


ふと、心配になった。
発達障害の次男は、馬に怖がって乗れないのではないだろうか?
でも、馬に乗ってほしいなぁ、
馬に乗ったらなんか自信になるかもしれない。
ホースセラピーってのも聞いたことがあるし。


一緒に来た保育園の友達たちが先に乗馬体験をしていた。
この姿を次男に見せたら、馬に乗ることへの恐怖心は無くなるだろうと思って、
「ほら見てみ、○○ちゃんが乗ってるで。」とその姿を見せた。
次男は、もちろん長男も三男も、「○○ちゃーん」「○○くーん」なんていうので、
スムーズに乗ってくれるであろうと思った。


長男はスムーズに乗った。
長男が一周回って、帰ってくる時の誇らしげな顔を見てやらないとあかんなって思ってたんやけど、
長男が乗ったすぐ後が、次男が乗る番だった。


担当の方が次男の脇を持って持ち上げようとすると、
次男は嫌がった。
体がこわばった感じで、飛び上がろうとしていない。
声は聞こえなかったが、「いやや」とか、「乗らない」と言っているように見えた。


その時、僕は「そうかぁ、あかんかぁ」っていう風に思った。
妻もそれに気づき、すぐに迎えに行って、乗らないという意思を確認して、連れ戻してきた。
そして、もう一度並びなおして、もう一度チャレンジすると僕に告げた。
そうだ、並んでいる間に何につまづいたのかを理解すれば、もしかしたら乗ってくれるかもしれない。


僕は、長男と三男をみるために、その場は離れた。
後で聞くところによると、やはり乗らなかったそうだ、
知らない人に抱き上げられるのが嫌だったみたいだ。
じゃあ、親が抱き上げで馬に乗せたら何とかなりそうだが、安全基準上無理だったそうだ。


次男の誇らしげな顔や、馬上の笑顔が見たかったので、残念である。
でも、慣れている。
普通にできることが、ちょっと難しいということに。
だから、馬に乗れないくらいどうってこと無い。
ただ、もう少し次男のつまづきを先読みできてたら、声掛けによって心の準備をさせられてたかもなー。

なんていう反省もしておりますが、
友達ともいっぱい遊んだし、オケラも捕まえたし、ケイドロのルールもわかってるようやし、いい一日だったと思う。


wishigrow