兄弟ゲンカは切ない

長男と次男の兄弟ゲンカは切ない。
次男の発達障害の特性のせいでケンカになるからだ。


先日は宝探し絵本でケンカになった。
妻がウォーリーを探せみたいな絵本を長男と次男に読み聞かせてるとき、
長男も次男もが自分が見つけたいという欲求がわいた。


長男が自分が見つけると言い張り、次男はどうぞって譲ったのだが、
我慢できずに、この辺にあるって絵本を指をさした、
すると長男は、自分が見つけようと思ったのにー!って怒りだして、
そこからけんかがはじまる。


つねる。パンチする。キックする。モノを投げる。
と、どんどんエスカレートするのだ。


兄弟ゲンカなんて、ほっときゃいいのだが、
どっちも悪くないのに、どっちもが傷つくなんてほっとけない。
って妻が仲裁するから、次男も長男もママがどっちかの味方したって、さらに話がややこしくなる。


いつでも長男の味方をした方が話はスムーズに終わるはずだと思っているが、
親から見れば、次男は発達障害だからちょっとした行為に対して許容範囲が広くなっている。
要するに、多少のことは大目に見ている。意識しないうちに。
同じように長男にも次男に対して大目に見てほしいって思ってるから、
そこは我慢してくれーっ、ということがたびたびある。
いや、毎日あるのかもしれない。
そういうストレスがケンカの時に爆発しているのかもしれないな。


かたや、次男が長男にけちょんけちょんにやられるのも見てられないし、
自信を失ってほしくない。
そして長男はどんなに怒ってもやさしさがあるが、次男はめちゃくちゃにするので厄介だ。
そんなこんなで、仲裁せざるおえない。


それが寝る直前の出来事であるので、寝かしつけることにも苦労して、
親は疲弊するのである。


願わくば、長男への愛が満ち溢れて、長男は次男を許容し、好きでいて、それが次男の自信になる。
そんな日々を送りたいものだ。


wishigrow