お客さんが来ないブース

イベントのブース出店が、クソつまんなかった。


知人いわく、「ものすごい人が来るイベントだ。大儲けのチャンス。」
とのことで、わざわざ平時の仕事を休んでイベントに行ったのだが、
なんてことない、ぜんぜんお客さん来ない。


また、事前の情報では、その場で調理するものは追いつかないだろうなぁと思い、
出来てあるもののみ販売し、極力現場作業を避けたのだが、
それも暇さに拍車をかけた。


暇さのせいで、ストレスがたまった。


いっつもやってるように、焼き鳥を現地で焼いたりすると、売れても売れなくても忙しく過ごせる。
単価の高いものをゆっくり売るのもいいのだが、
その場で調理する時の活気やお祭り感が、やっぱり大好きだ。


というわけで、散々な目にあったのだが、
いいこともあった。


その1
我が母がつくった鯖寿司、鮎の甘露煮、お弁当が大好評。
美味しいと評判であった。
お弁当のヘビーユーザーの意見も直接聞けた。あそこのお弁当じゃないと絶対にダメだという人がいる。
ただ、鯖寿司は初日で売り切れたのだが、弱気さのせいで再発注をし損ねている。


その2
居酒屋スタイルの運営でのお客さんとの距離感は結構好きだ。
生ビールを販売するとともに、日本酒もお猪口1杯から販売した。
椅子を設置し、簡易居酒屋のスタイルで机ごしにお客さんと接するのだが、
日本酒や、伏見の日本酒イベントの解説などでコミュニケーションをとると、
なんか、お客さんも満足して帰って行かれる。
そういうのが中々いいなぁと思った。


その3
200円の陶器を買って帰ったら、妻にかわいいと言われた。


その4
人の話は半分くらいに見積もって聞かんとあかんなって、理解した。
まぁ、人にもよるやろうけどね。


wishigrow