フードデザート・食の砂漠とまちづくり

昨日、NHKクローズアップ現代をたまたま見た。
フードデザートの特集であった。
食べ物と食後のデザートの話かなぁ、ちょっと興味があるなぁと思ってたら、
どうやらちょっと違う、
フードデザートとは、食の砂漠という意味であり、
食料品店の郊外化に伴い、近所の食料品店が無くなり、
車も無くて、引越しも出来ない人たちが、生鮮食料品を買えなくなり、
バランスのいい栄養摂取が出来なくなるという問題だそうです。
リンク(ウィキペディア、食の砂漠


今までは、シャッター通りとか、中心商店街空洞化自体が問題だと思っていたが、
それだけではなく、まちに活気がなくなると、健康を害するまでの被害が出るのかと、
正直、感心した。


でも、宅配とか、移動販売とかあるし、そこまで大した問題でもないのかなぁとも思う。
クローズアップ現代では、住民参加のまちづくりによって、
荒廃した町に、学生の寮を作ることによって、スーパーができ、解決していた。


そう考えると、伏見は高齢者や子育て世代、学生までバランスよく居住しているし、
もともと商店街があったところは、そのままスーパーなどが出来ているし、
フードデザートのような問題は起こりにくいかなぁと思う。


ただし、元々の郊外地域では、高齢化に伴い車を運転できなくなり、
買い物に困る人のケースはよく聞く。
このケースでは、公共交通機関の進展が望まれている。


とにかく、昨日新に知ったフードデザートという問題が、
まちづくりに別の角度からの視点を与えてくれた。
まちが人に与える影響の大きさを改めて思い知りました。